内容説明
「直接支払い」の概念と政策設計手順について総括する。OECD先進各国の「直接支払い」も詳細に比較検討。我が国における目的に応じた「直接支払い」のあるべき姿とは。OECDの「直接支払い」への豊富な政策分析を踏まえた現職・前職による政策提言集。
目次
第1章 本書のねらい
第2章 農業直接支払いの歴史的発展―OECD諸国と日本
第3章 直接支払い政策の概念
第4章 政策目的に応じた直接支払いの類型
第5章 我が国における政策課題と直接支払いの活用
第6章 総合的な直接支払い政策の確立に向けて
著者等紹介
荘林幹太郎[ショウバヤシミキタロウ]
1957年兵庫県生まれ。1980年東京大学農学部卒業。1982年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。1988年ジョンズホプキンス大学院地理環境工学科修了(MS)。1982年農林水産省入省。世界銀行南アジア3局、農林水産省構造改善局、OECD食料農業水産局、滋賀県農政水産部、農林水産省農村振興局等を経て、2007年より学習院女子大学教授。博士(農学)
木村伸吾[キムラシンゴ]
1974年大阪府生まれ。1997年早稲田大学政治経済学部卒業。2002年ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(修士・国際開発行政学)。2007年政策研究大学院大学博士課程修了(博士・開発経済学)。1997年農林水産省入省。経営局、農村振興局、消費・安全局等を経て、2007年よりOECD貿易農業局エコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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