農業経営安定の基盤を問う

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784541030719
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C3061

内容説明

本書は、生活・農業生産と集落の関係、個別経営・集落営農と農地集積の関係に焦点を当て、現場実態を踏まえつつ、農業経営安定のための課題・背景・基盤、そして政策について検証しようとするものである。

目次

第1章 安定的大規模借地経営の展開条件
第2章 風土性を活かした総有的集落営農の展開と意義
第3章 農地集積上の諸問題を解く
第4章 米と畜産の経営安定の条件
第5章 アメリカにおける経営安定対策の実相と教訓―農業所得政策の到達点と2002年農業法
第6章 農業経営安定の枠組みと政策

著者等紹介

矢口芳生[ヤグチヨシオ]
1952年栃木県河内町生まれ。1981年東京大学大学院修了、農学博士。同年国立国会図書館入館、調査及び立法考査局・主査。1998年東京農工大学農学部助教授、翌年大学院農学研究科助教授、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

38
主観の問題。マルクス主義経済学の農経における位置づけがわかる本。食料レジームとは、食料の生産と消費の国際的諸関係を、資本主義発展の時代を画する蓄積諸様式に結びつけた概念(34頁)。レギュラシオン理論での農業分析もあり、集落経営が地域経営において今日的にどう再編されるか、すべきか、を考えるヒントになる。2002年となるが、二昔前の本を再読。2023/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2534966
  • ご注意事項

最近チェックした商品