出版社内容情報
森が病めば海も病む。漁民による植林活動など、近年見直されてきた海と森の結びつきを実証的に解明し、流域の住民が森・川・海を一体のものとして管理と利用する新しい資源・環境のシステムの方向を大胆に提言する。
内容説明
本書は、漁民による植林運動などで注目される魚付林を中心に、奥地の森林も視野に入れて、森・川・海のつながりを解明。利用しながら環境を維持してきた明治以前の関係に学びながら、流域社会による新たな利用・管理のしくみを提案する。
目次
序 システムとしての「森‐川‐海」
1 いのちをつなぐ水
2 森はいのちの泉
3 森が生み育んだ漁場
4 森と海を結ぶ魚付林
5 森が消えてニシンも消えた
6 「森‐川‐海」を管理する新しいシステムを求めて
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