出版社内容情報
マツタケを果樹栽培のように園地(マツ林)の集約管理によって結実(発生・増殖)させる。マツ林分類による適地選びから樹と菌の特異な共生関係を踏まえた畑つくり、林齢に応じた発生・増殖管理、新規更新法まで詳述。
内容説明
本書は基礎的なマツタケの生理・生態や最新の研究成果などをできるだけ取り入れ、これから林地栽培に取り組む方々が現場で使えるような手引き書。これからの産地として大いに期待されている東北地方などの寒冷地帯のマツ林の取り扱い方法を明らかにした。これからのマツタケ栽培のあるべき姿として、果樹園と同じような考え方で新規マツ林造成による栽培園地化の構想を提案・提示した。
目次
第1章 マツタケ山に活気があふれる
第2章 生態を知り、適地を選ぶ
第3章 着実な発生・増産のために
第4章 採れたマツタケを前にして