出版社内容情報
親子で遊び心を取り戻す。カヤでコオロギを作り、植木鉢の虫と戯れ、台所にトトロをご招待。自然がなくなったとお嘆きのあなたの周りにも、豊かでたくましい生命がいっぱい。エッセイとイラストでご近所の自然を探検。
内容説明
わき目もふらず歩いていたときには見過ごしていた身近な自然、小さないのち。帰り道が無限大の遊び場だった子どもの頃の遊び心を取り戻すと、やさしい声がたくさん聞こえてきます。植木鉢の虫と戯れ、カヤの葉でコオロギを作り、台所にトトロをご招待。近頃自然が少ないとお嘆きのあなたにおすすめする、足もとの自然と仲良くなる方法。
目次
台所で遊ぶ(トトロの来る台所―発芽の愉しみ;お子様のための二十日大根七変化―つくってみよう二十日大根 ほか)
ベランダ・庭で遊ぶ(えらい菜、見つけた―プランターこと始めは菜っ葉から;ほろ酸っぱいフライド・グリーン・トマト―プチトマトと暮らす ほか)
散歩の愉しみ(十五分のタイムトリップ―童心にかえる草遊び;ピーピー豆おばさん―植物で作る笛 ほか)
生き物と暮らす(土と遊ぶ人―M氏の書斎にて;「はらぺこあおむし」のためのキャベツ―虫の眼でのぞいてみたら… ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鬼喜來のさっと
0
産経新聞で連載されていた著者の料理エッセイコラムが面白かった事を思い出し、ネットでこの本を見つけて購入。内容は予想通り、プランターを用いた家庭菜園や子供との野遊びなどに関するエッセイが著者の直筆イラスト入りで紹介されており、『となりのトトロ』や『風の谷のナウシカ』『不思議なメルモ』『Drスランプアラレちゃん』といったなつかしのアニメ作品に関するキャラクターやアイテムが、ほぼ注釈も無く登場し、現在では夏の家庭菜園の定番野菜となった「ゴーヤ」が、本書では「ニガウリ」と和名で記されているのが時代を感じさせる。2019/09/23