出版社内容情報
日本の技術と生活文化をリードした愛知。衣料革命をもたらした尾張・知多木綿、日本型食生活を支える酢・瀬戸焼き、現代車社会につながる機械技術、国学や蕉風俳諧の熟成など40余編の歴史物語。
内容説明
御三家の筆頭・尾張徳川家を戴く中京文化圏。豊かな富の蓄積は名古屋独特の消費文化を生む。21世紀中京の大きな可能性を江戸時代に探る。
目次
前章 近世の愛知
第1章 自治と助け合いの中で
第2章 生業の振興と継承の中で
第3章 地域社会の教育システムの中で
第4章 町、村、家の暮らしと文化
第5章 地域おこしに尽くした先駆者