人間選書<br> サルはどのように冬を越すか―野生ニホンザルの生態と保護

人間選書
サルはどのように冬を越すか―野生ニホンザルの生態と保護

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540940521
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0345

出版社内容情報

志賀高原での長年の調査をもとに、暖温帯性のサルの越冬生態をリアルに描くとともに、日本列島にニホンザルが成立した経緯を整理し、さらに猿害と保護、餌づけについて鋭く問題提起する。サル学第2世代の貴重な成果。

内容説明

“餌づけ”から“野生”へ。雪の志賀高原に潜居して30余年。サル学第2世代が捉えた新事実。

目次

序 サル学第二世代―餌付けザルから野生ザルへ
第1章 ニホンザルの越冬、そして大量死
第2章 サルはどのようにして日本列島にすみついたか
第3章 保護と猿害、餌付けをめぐって―何が求められているか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bon Voyage

1
著者がこの本を執筆したのは20年以上も前である。当時から、ニホンザルの餌付け問題を危惧していたわけではある。野猿公苑についての言及もあったが、結果として現在日本で有名なのはせいぜい地獄谷くらいだろう。 それにしても、当時から野生動物と人の軋轢問題はあれやこれやと叫ばれていたわけだが、何も変わっていないのが現在。 研究者がダメなのか、国がダメなのか、それとも無関心がダメなのか。解決策はあるのだろうか。2017/04/19

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