- ホーム
- > 和書
- > くらし・料理
- > ダイエット
- > 食品成分・カロリーブック
出版社内容情報
動物としてのヒトの食性と、民族の歴史と風土の調和としての食文化を無視し、欧米食文化を普遍とする近代栄養学――その矛盾が引き起こす現代人の身体の混乱をアレルギー、ガン、白内障など実例を挙げつつ検証する。
目次
はじめに 「頼りない消費者」としてのヒト
第1章 ヒトの食・人間の食―地域・食性を無視した栄養「改善」の無力
第2章 食べることがむずかしい?―「科学」と制度にふり回されて
第3章 「食術」の復権―あたりまえの食と食べ方を見なおす
第4章 栄養所要量のナンセンス―実験室栄養学ではわからないこと
第5章 学校給食は子どもの健康をもたらしたか?
終章 エコロジーとしての食文化―「食術」は食性、民族、風土の調和の産物