出版社内容情報
人とともに生きることで世界に広がった野菜、作物、果樹、草花・花木などの栽培植物。その花の知られざるすがたやひみつを、栽培化による形やつくり、性質の変化などから探究、鮮明な写真と文でわかりやすく伝える。
内容説明
身近な花の「いのち」の世界へ。わたしたちが毎日のように目にしている花は、植物が自分たちの子孫を残すために、花のつくりをびっくりするほどくふうして、いっしょうけんめいに咲かせているものです。動物のように移動することができない植物は、花のなかでつくったたいせつな花粉を、虫や風などに運んでもらうために、じつにいろいろなくふうを重ねています。花のなかには、人の手によって育てられ、より美しく大きな花を咲かせるものや、たくさんのおいしい実をつけるものもあります。人と生きるさいばい植物の花のひみつとは…。こうした花の「いのち」の発見は、いろいろな花のつくりをくらべてみたり、近寄ってルーペで拡大してみたりすることで、より楽しくゆたかになってきます。さあ、花の「いのち」に目を向けてみよう。
目次
見つけた!さいばい植物の花(カレーに入れる野菜、これ、なんの花?;カレーの定番野菜、その花のひみつ;ジャガイモ・ニンジンのなかまをさがせ!;花のつくりがそっくり!タマネギのなかま;こんなにいっぱい、カレーからの広がり)
ひっそりと、でもとても大切、作物の花(さいばい植物の代表、イネの花のひみつ;イネとなかまの花、くらべてみると;ほかにはない!トウモロコシの花;めしべの長さがちがう?ソバの花のふしぎ;発見がいっぱい、マメの花のつくりと育ち)
食べて・見て楽しむ花の広がり(果物ができる花のつくりとひみつ;知ってた?こんな果物の花;野の花と改良された花、くらべてみると;おどろくほど変化した!アサガオの表情;新しく広がる、さいばい植物の花)
もう少し、くわしく
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