出版社内容情報
柿は、古くから日本人にもっとも親しまれてきた果樹。本書では全国の柿好きによる柿利用の知恵が大集合。柿の魅力から暮らしへの活用法がまるごとわかる。柿や干し柿の料理やおやつのレシピから、干し柿の失敗しないつくり方のコツ、渋抜きの方法、柿の葉茶・柿酢・柿渋などの加工方法、柿渋染めのかわいいエプロンやエコバッグのつくり方、ヘタを煎じたしゃっくり止めの薬、種の丸薬などの民間薬のつくり方まで。
(別冊現代農業2023年10月号「柿暮らし」の書籍化です)
内容説明
庭先の柿に困っている!?柿がとれすぎても大丈夫!おいしく食べる、ムダにしない方法を集めました。農家、料理家の知恵とワザが満載!
目次
干し柿をつくる、干し柿をもっとおいしく
干し柿以外の柿の料理とおやつ
柿渋をつくる、柿渋でつくる
柿酢をつくる
柿の葉を使う
柿で自然な手当て
もっと知りたい柿の話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
71
分類628。柿は昔から日本人に親しまれた果実。柿の木が無くなった現代でも、軒先にぶら下げられた干し柿は度々見受けられます▽[干し柿をつくる、干し柿をもっとおいしく]基本のつくり方+熟練の技、アイディア集。レシピ[干し柿以外の柿の料理とおやつ]料理、お菓子、おかず[柿渋をつくる、柿渋でつくる]柿渋染めエプロン、エコバッグ。圧力鍋で作る、昔ながらのつくり方[柿酢をつくる]健康機能性[柿の葉を使う]柿の葉茶、紅葉を色よく、柿の葉寿司[柿で自然な手当て]渋柿の焼酎漬け、柿の種の丸薬▽2024.7刊。良本2024/12/05
たまきら
34
読み友さんの感想を読んで。古来より日本にある柿(諸説ありますが中国原産という説が有力なようです)だからこそ、これだけ用途が様々なんだなあ…と驚かされました。干し柿や変わり種のレシピから始まり、柿渋・柿の葉茶・寿司用の紅葉した葉の保存法…と、驚くほど多様な先人の知恵が紹介されています。黒焼き系は結構知っていたつもりでしたが、柿の種の丸薬にはびっくり!ボケ防止の妙薬なんだそうです。黒焼き系、今度遊び場で作ってみようかなあ…。 2024/12/12
あじ
22
今年こそは干柿を作るんだからと、渋柿を予約注文している私である。予習のつもりで通読したら、予約した渋柿では足りなくなるかもしれない危機感が!料理家の飛田和緒さんや中川たまさんを始め、全国から寄せられた選りすぐりのアイデアレシピに驚くのなんの。デザート、おかず、おつまみ、保存食…七変化ではないか。更に早川ユミさんまで引っ張りだしてきて、染めまで始めたよ。葉も種も健康維持の一助になるって、一家に一本大黒柱として植樹するべきやん(北海道では難しい)。果てはイラストがますこえりさんって…さすが農文協、拘るわ〜。2024/09/30
ざるめ
12
柿は買うものではなく、貰うもの(^^)♪そんな時代にこの本を読みたかった(TT)試してみたいあんな事やこんな事が盛りだくさん!昔は食べ飽きるくらい貰ったのに…今はもう食べたい時に買うだけ(-.-;)2024/11/13
ssコスモ
0
いただきものの柿や干し柿のレシピが広がり、楽しみが増えました。2025/01/25