出版社内容情報
キャベツ、レタス、ホウレンソウ、ブロッコリー、アスパラガスなどの断面を入口に、つくりやはたらき、栄養分、原産地、一生と栽培などを写真や図で比較、植物の育ち方や巧みさ、いのちの多様性や共通性などを発見。
内容説明
わたしたちは、野菜を食べるときに、タテに切ったり、ヨコに切ったりしますが、そのとき、野菜の「おなか」(断面)に目を向けることは、ほとんどないかもしれません。でも、そこに目を向けてみると、外から見えなかったものが、つぶさに見えてきます。そこには、ハッとする形のおもしろさや野菜が形づくった美しい世界も広がっています。こうした観察や発見は、いろいろな野菜の「おなか」をくらべたり、外側の葉と内側の葉でくらべてみたりすることで、より楽しく、ゆたかになってきます。外からは見えない「おなか」の世界は、野菜のなかにある栄養分、その野菜の一生やふるさと(原産地)などへも広がっていきます。さあ、野菜の「おなか」をのぞいてみよう。
目次
葉菜たちの「おなか」をのぞいてみよう(とつぜんあらわれる、おどろきの世界;キャベツの葉は何枚?はがしてみると大発見 ほか)
ちょっと変わった「おなか」も発見(つぼみを食べるブロッコリー、カリフラワーのふしぎ;茎を食べるアスパラガスたちの「おなか」のひみつ ほか)
ふだんは目にしない、でも大切な花や実(変身して花をつけるキャベツ・レタスのなかま;おもしろい形やしくみの花も発見 ほか)
広がる「おなか」の世界へ(おもな葉菜たちの栄養分をくらべてみよう;もっと食べたい緑黄色野菜のビタミンAくらべ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
「くらべて発見 やさいの「おなか」」シリーズ2。葉や茎を食べる野菜。野菜大好きなので、自分が食べたくて、子どもたちが小さい頃には嫌がられても嫌がられても、ブロッコリーだのカリフラワーだのの、葉野菜をどんと出していました。まぁおかげでみんなどんな野菜も食べられるようになりました。葉や茎を食べる野菜は多いです。料理をする時、その巻いた切り口をまじまじ見て、きれいだなぁとよく思います。2022/04/30
しの
1
シリーズ2冊目。野菜はわかるけど、花は知らないものが多い。ブロッコリーや白菜の花。チコリーやシュンギクの花はかわいい。2022/08/07