出版社内容情報
よく知られたイソップの11話を、エリック・カールが再話し、絵をつけた作品。作者流の味つけが楽しい、バラエティ豊かな1冊。
エリック・カール[エリックカール]
木坂 涼[キサカリョウ]
内容説明
「ネコとネズミ」「アリとキリギリス」など11話。おなじみのお話を作者流に味つけした一冊。5歳から。
著者等紹介
カール,エリック[カール,エリック] [Carle,Eric]
1929年アメリカのニューヨーク州に生まれ、ドイツで育つ。シュツットガルト造形美術アカデミーで美術を学び、卒業後アメリカへ戻ってグラフィックデザイナーとなる。1968年に出版した絵本『1、2、3どうぶつえんへ』がボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞を受賞。以来、世界的な絵本作家として活躍。2002年、マサチューセッツ州に“エリック・カール絵本美術館”を設立。2003年、ローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞
木坂涼[キサカリョウ]
1958年埼玉県に生まれる。和光大学卒業。詩人、児童文学作家、翻訳家。詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞、『金色の網』で芸術選奨新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
大好きなエリック・カールさんと、なじみの深いイソップ物語が、11話も詰められた一冊なのですが、お話を楽しめても、一つの話に絵が1枚では、絵本としての楽しみが失せてしまったように思います。 エリック・カールさんの絵本は、独特の絵で展開が鮮やかに印象付けられるところが良いので、お話の断片では、せっかくの絵が世界を広げてくれません。 とはいっても、お話のアレンジも、教訓が加えられて、訓話としての楽しみは捨てがたいので、一人読みに適した本としてはお薦めです。2017/07/03
いっちゃん
15
エリックカールのってだけで、もう読みたい。どのページも素敵で、壁に掛けていたいくらい好き。2018/02/25
遠い日
15
イソップ物語の厳しさを強調するためか、カールさんにしてはいつもより目つきの鋭い者たちが登場する。11話のチョイス。お話はごく短く端折られていて、最後に要点のようなエッセンスを一文添えている。大人には言わずもがなだが、子どもたちには心に刻まれるケースもあるかもしれませんね。2017/06/10
しろくま
10
エリック・カールの描いたイソップ物語が11話収められています。どれも教訓的なものばかり。動物たちの表情がなんとも言えません。独特です(^o^)2018/02/27
みー
10
原作を読んだのが・・もう何十年も前・・その後、いろいろ出ている絵本のイソップは読んでいるものの・・原作とどう違うのかはよく分からん。が、ちょびっとスパイスが効いている感じかなー。2017/05/23
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