感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pino
112
読み応えのある一冊。バナナは木ではなく草だとは知らなかった。バナナの実り方、種類、主な熱帯地域での利用法(料理)、種からの育て方や葉っぱの使い方などの情報は子供とみても楽しい。一方で商品としてのバナナが世界に広まっていった歴史からは搾取される人たちと大企業の関係が垣間見える。病気に弱いバナナが抱える問題点にも触れている。この本が企業、生産者、消費者の正当な取引を考えるきっかけになればとの著者の思いだろう。けして堅い内容ではなく、写真、版画、山福さんのバナナアートも素晴らしく身近なバナナの奥深い世界を学べる2022/05/06
gururi
12
子ども向け。甘くないバナナを食べてみたい。バナナは親しみのあるフルーツだけど、栽培となると海外のイメージ強くまったく親しみがない。国産はハードル高いのかな。バナナアートが凄すぎる。2023/06/14
遠い日
9
「知りたい 食べたい 熱帯の作物」シリーズ。毎日食べるバナナですが、知らないことだらけ。知識として良い読書になったのですが、読みながらわたしは山福朱美さん(久しぶりに遭遇しました!)の、バナナに描いたイラストが気になて、気になって!!これがもう、すばらしいのです!あとがきに山福さんの描き方もちょこっと触れています。2021/04/16
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
6
大好きなバナナについて、少し詳しくなりました。 『バナナアート』知らなかったです😅2021/08/14
お晩で、すげち
5
図書館本。子供向けの本ではあるが、バナナという植物、食料に歴史、地域性、営みが多様にあることを知れた。紀元前5000年より前には人間が栽培を始まったと考えられており、驚き。世界と人間のかかわり、バナナを通じて学びを深めることを「バナナ学」というらしい。手軽な所も魅力なバナナだか、近々じっくりバナナ食べようと思う。2024/09/21