川漁―越後魚野川の伝統漁と釣り

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川漁―越後魚野川の伝統漁と釣り

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  • サイズ 46判/ページ数 370p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540191237
  • NDC分類 664.2
  • Cコード C0039

出版社内容情報

全国有数の豪雪地帯、米どころ、酒どころの魚沼地方を流れる越後魚野川は、魚種が豊富で、これを獲るための漁法も多い。川名は「サケの多く獲れる川」に由来し、時の殿様が初鮭1匹に米7俵の褒美を与えた古い歴史がある。サケの「待ち川漁」「鮭魚明神」「鮭頭石」「サケずし」のほか、「イワナ当番」「イワナずし」、川マスの「カギオロシ」、アユの「釣り子」など、当地方独特の漁法や習俗・文化が、雪によって守り育まれてきた。一方で、昭和初期から関東の著名人が釣り会に訪れ、アユの友釣りの全国組織も、この川で発展するなど、さまざまな外部との交流があり、今日、交通網の発達とともに、ますます注目される川となっている。本書は、埼玉県入間市で郷土料理店を営む著者が、半世紀にわたり魚野川に通い、さまざまな魚の漁法や漁具、食べ方、川にまつわる伝承などをノートに書き留め、まとめたもの。現存する漁法については現場を取材し、失われた漁法については往時を知る古老から話を聞いた。川の恵みを育み、生かし切る、川漁師の知恵の集大成である。

内容説明

埼玉県入間市で郷土料理店を営みながら、各地の川を訪ね歩き、奥深い川漁の世界を克明に記録してきた著者が、半世紀にわたり通い続けてきた名川・越後魚野川。川名は「サケの多く獲れる川」に由来し、長岡の殿様が初鮭一匹に米七俵の褒美を与えた古い歴史がある。豊饒な川を舞台に発展した、さまざまな魚の漁法・漁具・食べ方・伝承などを古老から聞き書き。川の恵みを育み、漁り、生かし切る知恵を集大成した“川漁の小宇宙”ともいうべき労作。

目次

川名由来と春祭
イワナとヤマメ
サクラマス(降海型ヤマメ)
アユ
サケ
川ガニ(モクズガニ)
カジカ
ハヨ(ウグイ)
ドジョウ

著者等紹介

戸門秀雄[トカドヒデオ]
1952年、埼玉県生まれ。高校卒業後、考古学を志したが、渓流魚の魅力に取り憑かれ、1976年、渓流魚と山菜・キノコを扱う「郷土料理ともん」を開店。以来、趣味の釣りと食材集めで各地の渓流を訪ね歩き、職漁師の暮らし・漁法・漁具を記録している。ダイワ精工(現グローブライド社)のアドバイザーも務め、大物喰わせ釣り用の渓流竿「碧翠」「碧羅」を共同開発した。元埼玉考古学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

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 著者は新潟の川に通いつづけてきた人物。前著に『職漁師伝-渓流に生きた最後の名人たち』がある。  本書は、信濃川の上流部にあたる魚野川での川漁を取材したもの。漁師たちにインタビューし、実際の漁のやり方を見学し、味わってみてもいる。  対象となっているのは、イワナ、ヤマメ、サクラマス、鮎、鮭、モクズガニ、カジカ、ドジョウ。驚くほど多くの川漁師が(ほんの少し昔まで)存在し、多様な漁が行われていたことに目を見張らされる。  そして関わっていたひとたちの思い出の楽しそうなことと行ったら!  図や写真も多数。 2024/01/03

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