出版社内容情報
ピレネー山脈をまたぐ欧州最古の民族、バスク人の平和郷から、マドリッド、最南端のサグレス岬まで。嵯峨散歩、仙台・石巻を併録
内容説明
欧州最古の民族バスク人の平和郷から最西南端のサグレス岬まで、懐かしく輝かしき「南蛮」の源流を探るスペイン・ポルトガル紀行。
目次
南蛮のみち(バスクとそのひとびと;マドリード周辺;ポルトガル・人と海)
嵯峨散歩
仙台・石巻
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
15
【図書館】【速読】:面白かった。海原を見渡すか如くに心広きお方で、山並み追走する風のように行動するお方で、その知見はさもありなんとばかりに、実直で勇猛なる超絶なる読書家で、自分には到底畏れ多い方だと人方に思いめぐらした。読了後そうかと思った。2025/06/10
アンディ・ワイス
1
南蛮のみち、嵯峨散歩、仙台・石巻の3編を収録。 司馬さんも忙しい。パリのカルチェラタンの裏道を歩いていると思ったら、ピレネー山脈を超えてバスク地方に入る。それがフランシスコ・ザビエルの人生を追いかけるたびになる。京都嵐山近辺を歴史散歩するかと思えば、今度は仙台に飛んで、もっと上代の大崎や多賀城について論じている。相当な歴史的知識がないとこういう文章は書けません。2025/11/17




