感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
日本人ったらイグ・ノーベル賞をこの不思議な菌の研究でゲットしているし、ふるくは熊楠どんがいるし。なんだか魅了されるんですよね。生き方だけでなく、不思議な図のようななんというんでしょうねえ、存在そのものが魅力的。知らないだけで近所の公園にもきっと蠢いているはずですよ~。2019/05/29
糸車
24
粘菌。何年も前から気になっていて、テレビで特集が組まれると(主にeテレ)録画して興味深く見ている。不思議な粘菌。だがしかし、わたしはこういう形状のもの(特に小さくて丸いやつが並ぶ状態を見ると!)をじっと注視していると痒くなる。テレビだとまだいいけど、きれいなカラー本になると…、辛い。それでも図書館でこれを見かけると借りるしかないのよねえ。痒くても好きです。2019/11/12
びぃごろ
12
絵本であり、図鑑でもある。どちらのクオリティも素晴らしい。「粘菌の性が2つとは限らない」ということを今までの本で見落としていた。すごいなぁ、性の多様性が粘菌の世界では当たり前なのだ。生物の系統分類の図がいい♡そして「粘菌に似た生きものたち」にタマちゃんがいる(笑)2019/04/18
やま
9
「菌の絵本」シリーズの1冊です。このシリーズ、乳酸菌とか酵母とか生活に密着している菌を取り扱っているのかと思っていましたが、粘菌とは恐れ入りました。粘菌は知れば知るほど不思議な生き物です。粘菌を見つける目をもっていないので、たまにしか見たことがありません。でも、世の中にはたくさんいるのでしょうね。この不思議な生き物をもっと見てみたいと思いました。2019/08/01
遠い日
9
「菌の絵本」シリーズ。大好きな気になる粘菌。加藤休ミさんの絵も、堪能。粘菌についての解説が、ものすごく詳しくて、作り手の「わかってほしい、理解してほしい」という熱意が感じられる。不思議できれい、賢くて、生きている。粘菌の可能性が頼もしく感じられる。若き研究者の増井真那さんの研究もちゃんと載っていました。2019/04/30