出版社内容情報
定年帰農、新規就農、自給志向、高級食材需要ねらい、自然生活志向、草刈り等々、それほど多くはないが手堅い要望はあるとみられ、それらの層に向けて「きちんと飼う」ための本とする。ともすればペットのように受け取られかねないが、反芻獣であること、群れて生きることなどをはじめとする生理・生態への理解、近隣環境への配慮や、感染症対策なしで飼うことはできない。生産目的のれっきとした家畜であることを踏まえた本として、正しい考え方と技術を解説する。類書がなく、待望の入門書決定版。
内容説明
待望のヒツジ飼育入門書決定版。定年帰農、新規就農、自給志向、高級食材需要ねらい、自然生活志向、草刈り…ヒツジを飼いたい人は増えている。しかし、ヒツジはペットではない。反芻獣であること、群れて生きることなどをはじめとする生理・生態への理解、近隣環境への配慮や、感染症対策なしで飼うことはできない。生産目的のれっきとした家畜であることを踏まえ、ヒツジを正しく理解し、豊かな恵みを楽しむための考え方と技術を解説。
目次
第1章 ヒツジ飼育に取り組む人たち(専業牧場の例;小規模複合的な飼育例)
第2章 ヒツジ飼育これだけは忘れない(家畜であること ペットではない;群れで生きる動物であること 習性を知る ほか)
第3章 飼育の準備(飼育環境の整え方;さまざまな設備の作り方 ほか)
第4章 飼育管理の実際(飼育カレンダー;飼料給与の基本 ほか)
第5章 羊肉の利用・羊毛の利用(利用形態;部位と利用法 ほか)
著者等紹介
河野博英[コウノヒロヒデ]
1957年、大阪市生まれ。1978年、広島農業短期大学卒業。農林水産省岩手種畜牧場入省。乳用牛の担当を経て1981年からヒツジを担当。以後、岩手種畜牧場および十勝種畜牧場(現家畜改良センター十勝牧場)でヒツジの改良業務および試験研究業務に従事。1995年、優秀畜産技術者賞受賞。2018年、家畜改良センター十勝牧場を次長で退職。現在、有限会社ジャパン・ラム顧問。日本緬羊研究会副会長。北海道めん羊協議会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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