出版社内容情報
都会での看取りをえがく、第3集 いのちのバトンをつないでいく「ホームホスピス」が舞台の第3集
「もうひとつのお家」ができたよ 生活者の音がひびくホームホスピス
國森康弘/写真・文
多美ばあちゃんは、東京の住宅地にできたホームホスピス「楪」の入居第一号。そこでの日常の生活、家族や入居者(友)同士の交流、お友だちの看取りなど、生命力と愛情あふれる温かな看取りの世界を描いていきます。
よかった、お友だちになれて がんでも寝たきりでもひとりじゃない
國森康弘/写真・文
重いガンをかかえてホームホスピスにきた喜代子さん、少しおせっかいで先に暮らしていた清子さんとギクシャク。でも「とも暮らし」を続けるうちにかけがえのないお友達に。やがて清子さんに看取られて旅立ちました。
さいごまで自分らしく、美しく ともにすごした「夢のような時間」
國森康弘/写真・文
娘さん夫婦による介護が難しくなり、やむなくホームホスピスにきた清子さん。でも、自分らしく人間らしい生活の中で新しい友もでき、家族と深く理解し合えるように、そして娘さんは添い寝しながら母を看取りました。
みんなでつくる「とも暮らし」 生活の場で旅立つ人にまなびながら
國森康弘/写真・文
「楪」での「とも暮らし」は、両親を看取った主婦の思いから生まれ、そこに暮らす人や家族、旅立つ人、医療・介護の専門職やボランティアなどに育てられて、大きな家族のようにゆるやかに温かくつながっていきます。
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