小児必用養育草(しょうにひつようそだてぐさ)―よみがえる育児の名著

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540152207
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C0047

内容説明

『養生訓』で知られる貝原益軒の弟子で、名医の誉れ高い香月牛山が著わした医学書。『婦人寿草』『老人必用養草』とともに、「養生三部作」として、牛山が医療の基礎・枢要と位置づけた「婦人・子ども・老人」を対象としたもので、あまねくそれを広め、人びとの健康増進に資そうと振り仮名つきの和文で書いた渾身の自信作である。長い伝統や広い経験にもとづく医療的知見や産育の智恵を、読みやすい訳文によって再現した。

目次

巻1(小児養育総論;誕生について ほか)
巻2(新生児の養育について;新生児の剃髪と宮参りのこと ほか)
巻3(小児諸病の説・下)
巻4(痘瘡が中国と日本に初めて伝播したこと;痘瘡に神の意志があるか否かについて ほか)
巻5(痘瘡治癒期の良し悪しについて;痘瘡がかせたあと、米のとぎ汁のお湯で沐浴すること ほか)
巻6(子どもがものを見わけるようになってからの教育について;わが国の庶民が子どもに手打ちやいやいやを教えること ほか)

著者等紹介

中村節子[ナカムラセツコ]
1937(昭和12)年、熊本市生まれ。看護婦・助産婦専門学校、国立公衆衛生院卒業。国立・公立病院、看護専門学校、訪問看護ステーションなどに40年間勤務、退職。現在は現役時代から所属していた看護史研究会で研究を継続するほか、地域の子育て支援センターでボランティアを行なう。日本医史学会、看護史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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