内容説明
納豆やヨーグルトなど発酵食品の微生物、自然界に住まう土着の微生物、市販資材の中の微生物、それぞれの微生物を上手に活かして、安全、美味、小力の、人も作物も元気になる農家の知恵とワザを集めてみました。
目次
1 納豆菌、乳酸菌、酵母で作物が元気になる(納豆でキクの白さび病を封じ込めた(愛知県田原市・小久保恭洋さん)
農薬で止まらなかった斑点病が納豆で止まった(熊本市・藤本裕久さん)
納豆液でブドウを無農薬栽培(上松美智夫(岡山市)) ほか)
2 自然界の微生物の発酵力を活かす(自家製発酵液 ブドウが大粒で甘くなる(市川武徳(長野県上田市))
天恵緑汁 ヨモギ新芽の発酵液(福田俊(東京都練馬区))
自家製発酵液で35kgのジャンボ大根(久山勝義(香川県高松市)) ほか)
3 微生物資材を上手に使う(土壌病害多発の畑に「土こうじ」(三重県JA一志東部軟弱ハウス部会)
バチルス菌たっぷりの牛尿でセンチュウ害が止まった(長野県南箕輪村)
魚エキス+リン酸をバチルス菌で発酵液肥に(高知県土佐市・浜田忠光さん) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
8
市販の農薬は、なるべく使いたくないのです。別に農家をしている訳でもなく、野菜を栽培している訳でもないけど、でも、自然の物で害虫や病気対策ができるのならば!と思って。まずは米ぬかと木炭を砕いて、バラの鉢植えの中に。アブラ虫対策です。砂糖+ヨーグルト+ドライイースト+納豆+水で発酵液を作る「えひめAI」にもトライする予定。実際に作って、使用した実践報告が多数掲載されているので、わくわく。匂いのキツイ人工的な薬に比べて、ずっと優しい微生物と発酵のパワー、もっと広まるといいなって思います。2014/04/10
ひの
2
米ぬかと炭の活用法を求めていたら…そうか。増やす菌はいい菌がいい。悪い金を増やしてはいけない。というわけで、納豆やヨーグルトなどを増やすのがいいらしいけど…ヨーグルトは抵抗あるなぁ。。牛乳も安い低脂肪乳でいいというのは疑ってしまう。。。。そして「現代農業」気になる。。。2015/09/24
concreteseijin
0
納豆菌 えひめAI パックマン2015/05/13