出版社内容情報
秀吉の妻おねの愚痴をたしなめる信長、孫娘の病気を見舞う家康、本能寺の変の後、親友に助力を請う明智光秀――。下克上の時代、歴史の裏に隠された、武将たちの心情や意外な素顔が手紙を通して見えてくる!
内容説明
豊臣秀吉の妻おねの愚痴をたしなめる織田信長、自らの病をおして孫娘千姫の病気を気づかう徳川家康、本能寺の変ののち、親友に助力を請う明智光秀―。政治や軍事関係はもちろん、遺言状、家訓、趣味に関する内容や恋文の類など、多彩な書状をひもときながら、激動の時代の通史を概観。文亀元年(1501)の大内義興の書状から、元和2年(1616)の徳川家康消息まで、送付年月順の配列で、時代背景や戦などの出来事がよくわかる。
目次
1 乱世の幕開け―戦国時代を切り開いた武将(大内義興;北条早雲 ほか)
2 天下一統に向けて―信長上洛から本能寺の変へ(上杉謙信;浅井長政 ほか)
3 天下人、豊臣秀吉の時代―山崎合戦から秀吉の死まで(柴田勝家;前田利家 ほか)
4 徳川政権の確立―関ヶ原と大坂の陣(細川幽斎;石田三成 ほか)
著者等紹介
二木謙一[フタキケンイチ]
1940年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。國學院大學教授を経て、國學院大学名誉教授。豊島岡女子学園中学高等学校理事長。文学博士。専門は日本中世史(戦国史)。有職故実研究。NHK大河ドラマ「天地人」「江―姫たちの戦国」「平清盛」ほかの時代風俗考証を担当。著書に『中世武家儀礼の研究』(サントリー学芸賞、吉川弘文館)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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