内容説明
変貌する金融の全体像をとらえるスタンダード・テキストを改訂。2007年のサブプライム金融危機、08年のリーマン・ショック、その後の世界金融危機の展開―激変する現代金融を理解するために、基礎理論、歴史、現状をバランスよく学ぶ金融論の決定版テキスト。
目次
第1部 現代金融の基礎(貨幣と金融;金融機関と銀行業;企業・家計と金融 ほか)
第2部 現代金融と日本経済(景気変動と金融危機;現代の金融業;国債膨張下の財政と金融 ほか)
第3部 グローバル化と現代金融(グローバル化と情報技術革新;金融業の変貌とグローバル展開;グローバル化と主要国の金融システム ほか)
著者等紹介
川波洋一[カワナミヨウイチ]
1951年生まれ。下関市立大学学長
上川孝夫[カミカワタカオ]
1950年生まれ。横浜国立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らおがんま
1
現代金融について幅広くカバーされており非常に勉強になる。ただ教科書的な性質もあるせいか、ストーリー性に欠けるため最初から最後まで読み通すのは骨が折れる。全体像を把握したかったため、気になるところを重点的に、ほかはさらっと読むようにした。今後不明点が出てきたときに該当分野をあたるといった読み方が良さそう。内容は学びが多い。2021/07/10
ああああ
0
とにかく文字が細かくて目が痛くなる。金融に関して手堅くまとまっといるが、こういった学習が実際の株式取引になんら役立たないことをバカな私に思い知らせた珠玉の逸品である。くそが。2022/04/21