宮本常一講演選集〈5〉旅と観光―移動する民衆

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540131455
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0339

内容説明

生涯、最も多くの時間をフィールドワークに費やし、旅に学んだ宮本常一には、旅と観光に関する講演が多い。観光誘致の前に、ゆるぎない美しい村をつくろうと山古志の人びとに説いた「活気ある村をつくるために」、観光は地域づくりであり、文化教育であると、熱海の人びとに語った「熱海の観光政策を考える」、若者たちにすべての発見は野にあると励ました「あるく・みる・きく・考える」、また日本の民衆社会で民衆の旅を通してどのように発展してきたかを説く「民衆とともに生きてきた道」「固定社会における人間の移動」「生活と道」など、8編の講演を収録。

目次

民衆の知恵と力を集めよう
民衆とともに生きてきた道
熱海の観光政策を考える
活気ある村をつくるために
あるく・みる・きく・考える
固定社会における人間の移動
昔の旅、今の旅
生活と道

著者等紹介

宮本常一[ミヤモトツネイチ]
1907(明治40)年、山口県大島郡家室西方村(現・周防大島町)に生まれる。1927(昭和2)年、天王寺師範学校卒業後、小学校教師を経て、1939(昭和14)年、渋沢敬三に師事し、アチックミューゼアムに入る。以後、戦前・戦後の日本の農山漁村を訪ね歩き、膨大な記録・著書をまとめると共に、地域の未来を開くために住民たちと膝を交えて語り合い、その振興策を説く。1954(昭和29)年、全国離島振興協議会初代事務局長、1965(昭和40)年、武蔵野美術大学教授、1966(昭和41)年、日本観光文化研究所所長、1981(昭和56)年没

田村善次郎[タムラゼンジロウ]
1934年、福岡県生まれ。武蔵野美術大学名誉教授。専攻は文化人類学、民具学。宮本常一の薫陶を受け、さまざまな民俗調査に参加する。現在、宮本常一の著作・編集に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

4
この巻も面白かった。日本人はなにかに拘束されると立派になるが、そうでないとわがままで野放図になる。シンボルはわれわれの心にイメージを与え、暴動を抑える。書物は何度読んでも四角い文字だが、現場に一度でも行くと心を打つ文になることがある。輪というものは動くように見えて実は動かない、そして停止していると同時に動く。工業化社会にもっていくことが幸せに結びつくとは限らない。などなど・・・2015/09/15

R

2
全国の農村や漁村、山村が高度経済成長で大きく変わっていく様子をずっと見続けた人。都市化に流されていくのを食い止めようとした人。民俗学の知見によって地方の人に誇りを持たせようとした人。たまに怒る人。2022/08/02

TOKUMOTO

1
昭和40年代から50年代にかけての講演集ですから、今と社会環境が変化していることは当然ですが、観光開発について、地元住民が基礎産業を固めることとか、旅する者が主体的な目的を持ち、旅でなければ体験できないものを求め、風土と人とにかかわりあいをもつようにすることがたいせつである、というようなことは何時も変わらないことと思う。実体験と調査による講話は分かりやすく説得力がある。2015/03/30

じょういち

0
どうして著作集と同じようなタイトルを付けたんだろう。紛らわしい。2015/07/06

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