内容説明
太陽、水、風、薪、もみ殻から作物残渣、糞尿まで、…身の回りにある小さなエネルギーをトコトン活かしてきた農家の技を集大成。人任せのエネルギー議論から一歩先へ。わが家のエネルギー自給作戦。
目次
1 太陽のエネルギー(光を熱に;光を電気に;電気に変えて小力作業)
2 水のエネルギー(水の力;水で電気を;水の潜熱を活かす;水の力で回す揚げる)
3 風のエネルギー(風をとらえる;風を視る;自然を読む;風を電気に;水を揚げる;鳥獣害回避)
4 薪、もみ殻、残渣、糞尿のエネルギー(薪の暖房;木炭から電気を;廃財で風呂;もみ殻活用;糞尿からガス;温度差を利用)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラルル
28
ノウハウ本ではなくアイディア本ですね。とにかく数載せてある。でも詳細はナシ。この中から気に入ったのがあれば自分で色々調べてやってみろって事なのかな。でもどれもこれも設備の規模が大き過ぎて個人がちょこっと始めるレベルではないです。宝くじが当たれば別ですが(笑)なのであまり参考になりませんでした2017/02/03
Aoki
1
太陽光、風、水、薪、もみ殻などなどを使った事例の数々です。研究とかではなく、農家の人たちの自作で、実際に使用中のものばかり。しかもその工夫も様々で実にユニーク。自動追尾式システムの太陽光発パネルとかあります。日光温室、ピコ水力発電、無動力ポンプ(水槌ポンプ)、ソーラー自転車、マイクロ風車、ウッドボイラー、ロケットストーブ、スターリングエンジンなどなど。既存の設備や資産を有効に活用している事例が多いかな。2013/02/10