内容説明
レンゲ・菜の花、不耕起・半不耕起、米ぬか・くず大豆などの活用、話題の布マルチ、多品種混植栽培、種籾の温湯処理、プール育苗、薬剤に頼らぬ除草法など、実践農家の知恵を集大成。福岡正信、川口由一両氏も登場。
目次
1 緑肥・草生栽培―植物が土を肥沃にする草で草をおさえる(緑肥稲作に挑戦!;緑肥こそが有機米づくりへの近道 東北でもつくれる緑肥はないか? ほか)
2 有機物を活かす―堆肥、米ぬか、稲わら、くず大豆…を田んぼで発酵させる(有機物を活かす米ぬか・大豆かす・牛ふんを活用した有機稲作の苗づくりと除草;米ぬか、ボカシ肥、炭の活用 ボカシ肥で収量が安定食味もよくなった ほか)
3 冬期湛水―冬の田んぼに水を入れると生きものがあつまる草が減る(冬の田んぼに水を入れたら、白鳥が来た、草も減った;水鳥とイネと人が共生する冬期湛水水田―宮城県田尻町でのとりくみ ほか)
4 生きものたちの豊かな田んぼ―合鴨水稲同時作鯉放流稲作(合鴨水稲同時作;秋田県大潟村水田一八町歩 電柵なしのアイガモ農法 米ぬか・稲ワラも活用 ほか)
5 有機の稲つくり知恵集―種子、育苗、施肥、防除(種子 図解 イネ簡単交配法;種子 古代米もブレンド 悪天候に強い、味がいい 多品種混植米は有機栽培で力を発揮する ほか)