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内容説明
阿波の藍染め、結城の紬、江戸小紋と伊勢型紙、甑島の葛織り、草木繊維で織ったアイヌのアッシや太布など、忘れ去られた「織る」「染める」技を訪ねあるく。
目次
野生植物の皮を績む―木綿以前
阿波藍小話
本場結城紬
木の布・草の布
紋様の賦―江戸小紋と伊勢型紙
甑島は藍にかげろふ―葛を織る村
藍をめぐる旅
宮本常一が撮った写真は語る―青森県下北半島
著者等紹介
田村善次郎[タムラゼンジロウ]
1934年、福岡県生まれ。1959年東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。1980年武蔵野美術大学造形学部教授。武蔵野美術大学名誉教授。文化人類学・民俗学。大学院時代より宮本常一氏の薫陶を受け、国内、海外のさまざまな民俗調査に従事。『宮本常一著作集』(未來社)の編集に当たる
宮本千晴[ミヤモトチハル]
1937年、宮本常一の長男として大阪府堺市鳳に生まれる。小・中・高校は常一の郷里周防大島で育つ。東京都立大学人文学部人文科学科卒。山岳部に在籍し、卒業後ネパールヒマラヤで探検の世界に目を開かれる。1966年より近畿日本ツーリスト・日本観光文化研究所(観文研)の事務局長兼『あるくみるきく』編集長として、所員の育成・指導に専念。1979年江本嘉伸らと地平線会議設立。1982年観文研を辞して、向後元彦が取り組んでいた「(株)砂漠に緑を」に参加し、サウジアラビア・UAE・パキスタンなどをベースにマングローブについて学び、砂漠海岸での植林技術を開発する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。