内容説明
毎年春になるとやってきて、人家の軒先などでヒナを育てるツバメは、私たちにとっていちばん身近な野鳥です。オスとメスが一生懸命にヒナにエサを運ぶ姿は、けなげで感動的です。人の暮らしと結びついた巣作りや繁殖のようす、鳥の世界でトップレベルの飛行術、そして数千キロの渡りまで、ツバメの秘密を紹介します。この先いつまでも、ツバメが子育てしやすい日本の環境を守っていくためには、どうしたらよいか、いっしょに考えてみましょう。
目次
今年もツバメがやって来た
わが家のツバメは去年のツバメ?
お嫁さん募集中
泥と枯れ草を集め、巣作り
人と一緒に暮らしてきたツバメ
産卵が始まった!
ヒナの誕生
親ツバメはエサ運びに大忙し
すくすく育つヒナ
ヒナを天敵から守ろう〔ほか〕
著者等紹介
神山和夫[コウヤマカズオ]
1966年大阪府生まれ。コロラド州立大学生物学部卒業。2006年から特定非営利活動法人バードリサーチ研究員。野鳥の参加型調査の実施とデータ分析を専門にしている
渡辺仁[ワタナベヒトシ]
1968年神奈川県生まれ。信州大学理学部生物学科卒業。1992年から日本工営株式会社勤務。環境コンサルタントとして自然環境調査、環境アセスメント、保全計画の立案等に従事。技術士(環境部門)。1999年から多摩川流域を主なフィールドに全国のツバメの集団ねぐらの生態調査を実施。東京の都心から郊外地域のツバメの繁殖状況の調査にも取り組む
佐藤信敏[サトウノブトシ]
1957年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷株式会社写真部を経てフリーランスの写真家として独立。本業のコマーシャル写真の傍ら野鳥写真に取り組む。2007年、NHK『ダーウィンが来た!生き物新伝説「人が大好き!ツバメ」』でツバメのハイスピード飛翔映像を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
ナヲ
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