田んぼの生きものたち
ツバメ

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  • サイズ A4判/ページ数 56p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784540092688
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8745

内容説明

毎年春になるとやってきて、人家の軒先などでヒナを育てるツバメは、私たちにとっていちばん身近な野鳥です。オスとメスが一生懸命にヒナにエサを運ぶ姿は、けなげで感動的です。人の暮らしと結びついた巣作りや繁殖のようす、鳥の世界でトップレベルの飛行術、そして数千キロの渡りまで、ツバメの秘密を紹介します。この先いつまでも、ツバメが子育てしやすい日本の環境を守っていくためには、どうしたらよいか、いっしょに考えてみましょう。

目次

今年もツバメがやって来た
わが家のツバメは去年のツバメ?
お嫁さん募集中
泥と枯れ草を集め、巣作り
人と一緒に暮らしてきたツバメ
産卵が始まった!
ヒナの誕生
親ツバメはエサ運びに大忙し
すくすく育つヒナ
ヒナを天敵から守ろう〔ほか〕

著者等紹介

神山和夫[コウヤマカズオ]
1966年大阪府生まれ。コロラド州立大学生物学部卒業。2006年から特定非営利活動法人バードリサーチ研究員。野鳥の参加型調査の実施とデータ分析を専門にしている

渡辺仁[ワタナベヒトシ]
1968年神奈川県生まれ。信州大学理学部生物学科卒業。1992年から日本工営株式会社勤務。環境コンサルタントとして自然環境調査、環境アセスメント、保全計画の立案等に従事。技術士(環境部門)。1999年から多摩川流域を主なフィールドに全国のツバメの集団ねぐらの生態調査を実施。東京の都心から郊外地域のツバメの繁殖状況の調査にも取り組む

佐藤信敏[サトウノブトシ]
1957年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷株式会社写真部を経てフリーランスの写真家として独立。本業のコマーシャル写真の傍ら野鳥写真に取り組む。2007年、NHK『ダーウィンが来た!生き物新伝説「人が大好き!ツバメ」』でツバメのハイスピード飛翔映像を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

32
ツバメは身近な鳥だ。にもかかわらず詳しいことになるとほとんど知らないので読んでみた。写真と平易な文章でまとめられていてとても分かりやすいと感じた。ツバメのことを知るためにはおすすめの本。家の軒先にツバメの巣がある方にもおすすめ。図書館本。2015/06/09

ナヲ

11
ツバメについてのいろんなことが細かく書いてありとてもよくわかります。ツバメのお父さんとお母さん、今年も頑張ってるかなー(*^^*)2014/04/13

みどるん

4
東南アジアの仏教国では鳥を野に放つことが功徳となるらしい。そのため商売として捕獲されたツバメを客が買って野に放すように。しかし、その間に死んでしまうことがあるのだとか。本の内容は雑学と飛行の解析についてがくわしかった。2014/06/15

あまがえる

4
こんなに詳しく、解りやすく、写真が豊富で、大人が充分楽しめて役に立つ本。ツバメを天敵から守る方法や、巣の台座の取り付け位置など、ツバメ愛好者には嬉しい知識。写真も愛らしい。飛行中の正面からのショットなど珍しい写真も見所の一つ。2012/04/29

彦坂暁/Hikosaka Akira

4
児童書だが、とても楽しく読めた。豊富なカラー写真が素晴らしい。ツバメは身近な鳥だけど、こんなにも知らないことがあったんだなと気づかされた。2012/04/16

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