JA総研研究叢書<br> エコフィードの活用促進―食品循環資源飼料化のリサイクル・チャネル

JA総研研究叢書
エコフィードの活用促進―食品循環資源飼料化のリサイクル・チャネル

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540092046
  • NDC分類 643.4
  • Cコード C1061

内容説明

エコフィードをめぐる経済主体間の取引関係を、ビール粕、リンゴ粕、焼酎粕など、飼料資源ごとに具体的に分析。宿命ともいえる資源供給の不安定性の問題、廃棄バイオマスの仕分け等社会的費用の負担問題、エコフィードの新規需要開発問題など、その活用促進をはかる立場から問題点を洗い出し、問題解決の道を実践的に提起。

目次

序章 課題と分析視角
第1章 食品循環資源の飼料化による経済的効果
第2章 食品循課資源における飼料利用規制の変遷
第3章 ビール製造副産物の飼料化チャネルと広域チャネル形成―北海道を対象として
第4章 リンゴジュース製造副産物のリサイクル・チャネルと需給調整プロセス―青森県を対象として
第5章 焼酎製造副産物の飼料化チャネルの変化―九州を事例として
第6章 チーズ製造副産物(ホエイ)の飼料化チャネル―北海道における中小規模チーズ工場の事例
第7章 グローバル経済下の水産系残渣リサイクルの現状と課題
第8章 卸売市場における食品循環資源の飼料化
第9章 地域食品循環資源を活用した地域特産TMR(混合飼料)の調製利用―リンゴ粕を活用したらくのう青森TMRセンターでの事例と弘前大学金木農場における地域特産牛肉生産の試み
終章 まとめ

著者等紹介

泉谷眞実[イズミヤマサミ]
弘前大学農学生命科学部准教授。農業経済学、農業市場論。1965年、北海道生まれ、北海道大学大学院農学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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