目次
第1章 四百年の歴史を伝える江戸東京野菜(江戸東京野菜とは;江戸で生まれた食文化 ほか)
第2章 暮らしに息づく江戸東京野菜(やっちゃ場の歴史;江戸の舟運 ほか)
第3章 江戸の食の“柱”は江戸生まれの野菜―食文化研究者・江原絢子氏に聞く(殿様も庶民も日常の食事の形はあまり変わらない;江戸庶民の食生活 ほか)
第4章 江戸東京野菜復活の取り組み(復活のきっかけ;復活に向けて動き始める ほか)
著者等紹介
大竹道茂[オオタケミチシゲ]
1944年生まれ。江戸東京・伝統野菜研究会代表、食と農の応援団員、NPO良い食材を伝える会会員、英国国立ウェールズ大学大学院環境プログラム講師、フードボイス評議員。1989年よりJA東京中央会にて、江戸東京野菜の復活に取り組み、都内の江戸東京農業の説明板(50カ所)設置に尽力。2008年4月より(財)東京都農林水産振興財団の食育アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れどれ
2
江戸にも東京にも野菜にも興味がある身にはうってつけ。地名が広域でなく町単位でバンバン出てくるのは面白い。江戸町民の境遇、心境に根差した考察により彼らの生活の息遣いまで感じられる。2019/05/04
Fみほ
1
私の出身地では、どんな野菜が栽培されていたのか、どんな変遷があったのかを知ることができました。田畑がほぼ無くなってしまった現在、江戸東京野菜は昔の江戸を教えてくれる大事な存在ですね。私も頑張って種子を探して、栽培できたらと思います。2017/12/05
マギー
1
3~4年前のブックフェアで買ったきり、積読本だったものを読了。前半は江戸発祥の野菜の紹介、後半はそれら野菜にまつわる市場や風習、食文化などが書かれている。巻末には索引代わりの年表と、出来事毎の本文関連ページが記載されている親切設計。個人的には野菜の出てくる落語の紹介が楽しかった。2016/12/10
こけこ
0
たまたま農文協に行くことがあり、手に取った本。なるほどーと参考になることがいっぱい。これを読んでから、野菜の見方が変わった気がする。2021/06/09
takao
0
ふむ2021/04/11