内容説明
「生活環境主義」「地域資本」「責任主体としての地域コミュニティ」をキーワードにした「地方から」の景観論。地域の暮らしと個性を生かし、地域資本を増大させる景観形成はいかに可能か。各地の実践に学ぶ。
目次
1章 景観論と景観政策
2章 コミュニティと景観―竹富島の町並み保全
3章 資源と景観―阿蘇山の草原
4章 開発と景観―新空港建設・大型リゾートホテル開発・文化財保護
5章 暮らしの本願と景観―山村の伝統芸能
6章 観光開発と景観づくり
著者等紹介
鳥越皓之[トリゴエヒロユキ]
1944年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。関西学院大学社会学部教授、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授を経て、早稲田大学人間科学学術院教授
家中茂[ヤナカシゲル]
1954年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学。沖縄大学地域研究所を経て、鳥取大学地域学部准教授
藤村美穂[フジムラミホ]
1965年生まれ。関西学院大学社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学。社会学博士。佐賀大学農学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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