内容説明
この本では、田んぼで暮らすカエルたちの一年を追いながら、どういう田んぼがカエルたちにとってすみやすいのか、また、カエルたちを守るために私たちに何ができるのかを考えていきます。
目次
一番早起きはアカガエルとヒキガエル
水たまりで始まる夜中のカエル合戦
オスが背中に乗ったまま産卵、受精
寝坊ガエルは田植えで目を覚ます
カエルの大合唱
春の田んぼはカエルの産卵場
カエルの卵のふ化を観察しよう
オタマジャクシが育つ
オタマジャクシは何を食べているの?
足が出てきてカエルに変身〔ほか〕
著者等紹介
福山欣司[フクヤマキンジ]
1960年大分県生まれ。1987年東京都立大学修士課程修了。現在、慶応義塾大学経済学部准教授。1992年博士(理学)東京都立大学
前田憲男[マエダノリオ]
1947年高知県生れ。1970年東京工芸大学(旧・東京写真大学)工学部印刷工学科卒業。自然写真、特に両生類・爬虫類の写真を得意としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まげりん
3
カエルって意外とデリケート。このままじゃいなくなっちゃうかも…と言う危機感をとても感じた。生態から環境まで、いろいろな面からカエルを見られるお得な一冊。2014/07/14
tall_hemlock
0
田んぼのカエル全般に関する本。毎日カエルの声を聞きながら帰宅しているので、田んぼにいるカエルはどんななのかなと思って読んでみた。三種類かそこら聞き分けられるのだけど、何種類かの鳴き方をするそうで、あれはアマガエルの声ばっかりなのかなあ。カエルが健在な田んぼがつづいてほしいものですよ。(因みにそこらの草むらで何種類かのカエルが見られる地域)2013/06/16
す~さん須山葉月
0
写真が豊富、解説も行き渡っていて、大人にも読みごたえある内容。ページごとにカエルクイズが有り、知識が頭に入る。2020/07/07