内容説明
赤とんぼは田んぼに卵を産み、田んぼで幼虫(ヤゴ)が育ち、やがて羽化して飛び立ちます。赤とんぼは、今からおよそ3000年前に、日本に稲作が伝わり田んぼが作られ始めてから、ずっと田んぼを子育ての場所としてきました。ところが、最近は赤とんぼが急減しています。赤とんぼの一年の暮らしをとおして、どうしたらよいか考えてみましょう。
目次
里山に春がやって来た
ヤゴの誕生
ヤゴをつかまえて飼ってみよう
ヤゴはお尻で息をする?
ヤゴは10回以上も脱皮する
飛び道具でエサを捕る
敵から身を守る
早く羽化しないと命とり
梅雨はトンボへの変身の季節
地上生活のスタート〔ほか〕
著者等紹介
新井裕[アライユタカ]
1948年東京生まれ。1970年明治大学農学部卒業。埼玉県農林部研究職員を経て、現在NPO法人むさしの里山研究会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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