内容説明
立原道造、レイ・ブラッドベリ、ジャック・プレヴェール、源氏物語、お伽草紙、寺山修司とフォアレディースシリーズ。装丁を仕事とし、詩人や作家、著者との交流や読書の記憶から生まれた小さな本。そのエピソードとさまざまなサプライズに満ちた仕掛と素材。本に使うアンティークパーツ、秘蔵の紙や革や布の紹介とリボン結びの本の作り方付き。
目次
1章 はじめての豆本巡りあう人々(「まくろふぁ・りんくす」と紫陽花の小部屋;美作八束村とアカシヤの花 ほか)
小さな本(ルドゥーテの薔薇の本;クリスマスの赤い本 ほか)
2章 忘れえぬ物語偏愛する詩人たち(『メランコリイの妙薬』と『ノスタルジアの妙薬』;散逸物語うたのしるべ ほか)
3章 いろいろな素材と一冊の本を作る(本の素材のいろいろ;さまざまな形とサプライズ ほか)
著者等紹介
田中淑恵[タナカヨシエ] 
東京生まれ。中学生の時に初めて手のひらサイズの詩集を作る。手製本を作っていた立原道造の「人魚書房」に倣い、架空の版元「鏡書房」を設立。武蔵野美術大学で書物研究家の庄司浅水氏に稀覯本の講義を受け、同時期、作家の福永武彦、結城信一氏、現代豆本館の小笠原淳館長と知遇を得る。豆本コレクターの今井田勲氏が局長であった文化出版局に入局。その後、さまざまなジャンルの装丁、グリーティングカードのイラストやステーショナリーのデザインを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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  感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふうてんてん
3
          
            豆本に憧れて長いのですがまだ機会がなく自分で作るには至ってません。これは図書室のカウンターそばに特集されていた一冊。たまたま自分で持っていた豆本作りの本と作者が同じでした。しかしこの本は私にとって全編守備範囲外。出てくる固有名詞がほぼわからない。でも何となく60〜70年代の耽美な雰囲気が伝わってきて昭和の世界へ旅したような本でした。真にマニアック。2015/11/16
          
        ichigomonogatari
2
          
            読み始め、なんの本だかよくわからず・・読んでいて、ご自身が作られた豆本の話だとだんだんわかってきた。さらに、本と読書の思い出が綴られていることに気づいた・・2024/05/01
          
        ねむりねずみ
2
          
            豆本。きれい。かわいい。豆本作家。書と文芸家との出会いの記憶。美しい。2018/11/27
          
        takao
0
          
            ふむ2025/02/17
          
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