内容説明
農畜産、加工、食品、健康、そして人の生死と月の満ち欠け(月齢)との関わり。月に導かれ、豊かに生きた中南米農民の伝統的な農法、暮らし方を、素朴な絵とともに紹介。有機農業の知恵満載。ラテンアメリカにこんなおもしろい農業があった。
目次
第1章 人類は時をどのように分けたのか?
第2章 月とは
第3章 月齢が植物に及ぼす影響
第4章 月齢と動物との関係
第5章 月齢が海に及ぼす影響
第6章 星座と月齢の関係
著者等紹介
福岡正行[フクオカマサユキ]
1954年京都府生まれ。1992年、青年海外協力隊としてボリビア共和国で農産加工の指導を行う。2007年からふたたびシニアボランティアとしてニカラグアに赴任
小寺義郎[コデラヨシロウ]
1948年岡山県生まれ。青年海外協力隊や米州機構CATIE客員研究員、JICA専門家、シニア海外ボランティアとしてバングラディシュ、ケニア、ボリビア、パラグアイなど各国で、主に果樹栽培の指導に従事。現在、(有)アールディーアイ技術部主任研究員
近藤恵美[コンドウエミ]
スペイン語の通訳、翻訳を手がけるかたわら、国際協力機構のボランティア調整員としてパラグアイ、ニカラグア、ベネズエラなどで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モート
1
田舎にいると人工の光が少ないから星や月が身近に感じられる。大空とともに。。。普遍的で持続可能な農業生産としてシネコカルチャーと一緒に観察しながら20坪のスペースで実験だ。。。幸福論のラッセルは「怠惰への賛歌」で彗星についての章で、私たちは大空を科学的合理主義と人工の光で抹殺してしまったと書いた。人間は自分の領域に閉じこもって軽薄傲慢で少し気狂いじみていると書いた。2024/10/17
takao
0
農業には太陰暦が最適か?2016/10/16
Hiroyuki Nakajima
0
満月の夜に再読!2013/01/27
Hiroyuki Nakajima
0
中南米農民の有機農法の技術を月との関係を中心にまとめて有ります。 満月に種を蒔くと月の引力の影響で発芽し易いと言われていますが、他にも収穫に適した時期や樹木であれば剪定の時期等が事細かに書かれています。