出版社内容情報
株の維持・養成が難しいアスパラガス。カギとなるのは、土づくり・かん水・肥培管理・立茎の各管理。その実際を、株の力(養分蓄積)と質(新陳代謝)の二つの視点から見直し、安定増収の道筋を紹介。各地事例も豊富
内容説明
安定増収のカギとなるアスパラガスの株づくりを、「力」(養分蓄積)と「質」(生長点確保)の二つの視点から見直し、ワンランク上の栽培管理を詳説。その他、世界の生産動向や鮮度保持の工夫、調理のコツなどアスパラガスの「つくる」から「食べる」までを、まるごと一冊に。
目次
アスパラガス栽培の要点と本書のねらい
前編 生理・生態と栽培管理(アスパラガスの生育特性と栽培;品種を選び、その特性を活かす;高品質多収の道筋と実際管理;安定改植のための実際技術;地球特性を活かした栽培と経営事例)
後編 生産と消費の動向、鮮度保持(世界のアスパラガス生産;アスパラガスの成分と鮮度保持)
著者等紹介
元木悟[モトキサトル]
1967年生まれ。1990年筑波大学卒。現在、長野県野菜花き試験場勤務。ピーマン「ベルマサリ」、トマト「桃あかり」「なつのしゅん」、エンドウ「さや姫」、ダイズ「さやなみ」「ほうえん」「玉大黒」「すずこまち」、アスパラガス「どっとデルチェ」などを共同育成。2006年、「アスパラガス連作障害における活性炭を利用したアレロパシー回避技術の確立」で千葉大学より学位「博士(農学)」取得。2007年度園芸学会賞年間優秀論文賞受賞
井上勝広[イノウエカツヒロ]
1965年生まれ。1989年鹿児島大学卒。現在、長崎県総合農林試験場勤務。アスパラガスの土壌肥料と栽培の研究にそれぞれ6年、普及活動に5年従事。これまでにハウス半促成長期どり栽培の現場技術を数多く確立し、普及してきた
前田智雄[マエダトモオ]
1966年生まれ。1992年北海道大学大学院農学研究科修了。現在、北海道大学大学院農学研究院勤務。これまでアスパラガスの栽培技術、育種、生理活性機能の研究に取り組む。2005年、「アスパラガス一代雑種の効率的採種法及び生理活性機能向上に関する基礎的研究」で北海道大学より学位「博士(農学)」取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ゴールキーパーの不安