内容説明
塩ゆでにして食べるとおいしいソラマメ。日本でも古くから食べられてきた豆だ。いまでこそ、若い豆を食べることが多いけれど、むかしは、完熟した豆を乾燥させて保存しておき、いろいろに加工して食べてもきたんだ。そんなソラマメを自分で育てて、おいしく食べてみよう。小学校低学年以上。
目次
ソラマメは、「もちにつくり、食するもよし」
ふるさとは中近東、古代から食べられてきた豆
空に向かって、さやが立つ
寒さにあって花が咲く
むかしは赤いソラマメも。いまでは大中小でわける
秋にタネをまいて、春に収穫!(栽培ごよみ)
畑の準備。鉢でもつくれるよ
‘おはぐろ’を下にタネまき。芽だしをするか、苗を育てるか?
分枝、支柱立て、摘心
花を観察しよう。さやの中の秘密!
こんなときどうする?病害虫とトラブル
収穫だ!さやが下を向いたら若い豆の食べどきだ
ゆでソラマメ、焼きソラマメ
完熟ソラマメで、炒り豆、しょうゆ豆
ソラマメごはんと、世界のソラマメ料理
著者等紹介
こぐれきよし[コグレキヨシ]
本名・木暮秩。1930年、和歌山県に生まれる。北海道大学農学部(作物学専攻)卒業。香川大学名誉教授。農学博士。香川大学停年後、タイ国チェンマイ大学農学部へJICA派遣。国際乾燥地農業研究センターICARDA(シリア)ソラマメ部門研究情報調整委員会委員
かとうまふみ[カトウマフミ]
1971年、福井県生まれ。北海道教育大学卒業。絵本作家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。