内容説明
縦割り行政の打破を目指す各省庁の若手官僚が初めて内部から決起。総合戦略・人事・業務改革の具体案を提起する。
目次
第1部 霞ヶ関の構造改革をどう進めていくべきか(霞ヶ関の問題点―国民にとって現状の霞ヶ関がなぜ問題なのか;問題を生み出している原因―霞ヶ関のシステム上の欠陥は何か;目指すべき姿―次世代の国家像とは;改革案(骨子)―これで霞ヶ関を変える)
第2部 構造改革の具体案(総合戦略本部を設置しよう;人事制度を刷新しよう;業務の効率化・透明化を進めよう)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっとも
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霞ヶ関官僚による霞ヶ関改革案をまとめた一冊。 霞ヶ関の最大の商品は「政策」であり、その商品の質を上げるための具体的施策を提言している。ビジョンとミッションを明確に掲げる必要性、各省庁の縦割りによる弊害を除くための新たな機関(総合戦略本部)の設置などなど、かなり具体的にまとめられている。 民間の経営と似通う部分を多く感じられ、組織を良く変えていくために必要なものは本質的に変わらないのかなとも感じた。 2005年発行と少し古く、著者の中心メンバーの小紫さんとは一度お会いしたのを思い出した。。。。2015/10/25
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