目次
ぼくらはジオラマ、あなたのパノラマ
なんにもなかったあのころ
ハウス/ハウザー/ハウゼスト
ヤング、マーブル、ジャイアンツ
かつて堕天使であったはずの妖怪たちへ
ショッキング・ピンクのレインコートは、どうしてあんなにきれいなんだろう?
カスタネダよりも深遠で、とんねるずより面白く、活字は山田詠美より大きく、赤川次郎より売れて、夏樹静子よりTV化される
存在の不安
世界の果て
食べて、吐くこと/入れて、抜くこと
ヘルタースケルター
整形と変態
人間離れ
タイム・カプセル2000
太陽の空間
イン・ザ・フラット・フィールド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
8
古本。「リバーズエッジ」「ヘルタースケルター」などの岡崎京子作品論。2000年の本の新版。印象度B- 岡崎京子的な80年代後半~90年代的な「豊かだけど物語はなく、のっぺりして殺伐とした日常」的感性を解説した作品論だが、3.11を経た我々にとってはそんなこと言ってらんない古臭い感性でしかない。岡崎京子はたしかに時代の寵児であったが、故に普遍性はもてず、事故で断筆(引退)して以降は「あのときの」漫画家になってしまった。岡崎京子は好きだけど、完全に「あのときの空気」を読むための漫画家で今の作家ではない。2020/08/15
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1
90年代ってたしかにこんな感じだった2009/08/13
pochi
0
2001年1月4日