内容説明
おいしい料理は美しい料理でもある。日本の食べごと文化に学び、料理と食卓をおいしく美しく仕組むトータルデザイン。
目次
1 日本列島の食べごと文化
2 食材は五色で組むのが理想
3 調理は五法で
4 料理は五色で組むと美しい
5 料理をうまくする仕掛け
6 香辛料・薬味王国だった徳川ジャパン
7 懐石に見る日本人の美意識
8 箸と日本の食作法
著者等紹介
奥村彪生[オクムラアヤオ]
1937年、和歌山県生まれ。近畿大学理工学部中退後、料理研究家(故)土井勝氏に師事。伝承料理研究家として独立。神戸山手女子短期大学ならびに神戸山手大学教授、奈良女子大学非常勤講師を歴任。大阪市立大学生活科学部非常勤講師。平成12年度和歌山県県民文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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妖蛇
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ちょっと、表紙詐欺?(笑)表紙に美味しそうな料理の写真が載っていますが、中身は98%が文字。せっかく五色五色とお話してくだすっているのに、五色を実感できる写真などが本文に無いのは勿体無いような…と思えます。そう思える分、日本の文化や料理の参考になる内容でした。日本料理は日本がルーツではない、日本各地の地域色の違い、四季との付き合い、海外からの文化の輸入と日本化、それらの歴史などなど。料理そのものでも、日本文化でも、お好きな方にオススメです。2016/06/04
さくらんぼの母
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おいしくするコツがのっているのかと思いきや、食べ物や料理に関する雑学満載。読み物として楽しめ、著者の食文化に対する造詣の深さに驚いた。2010/04/15
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