内容説明
あつあつのごはんを塩でにぎった塩むすび、おいしいよね。おむすびの具に使われる梅干しや塩鮭、漬けものも、塩を使ってつくられた食べものだ。食べたおにぎりは、きみのからだの中の胃や小腸で消化吸収されるけれど、そこでも“からだの中の塩”が大活躍するよ!おにぎりを包むのに使われているラップやアルミホイル、包装紙をつくるときにも、塩が使われているんだ!いったい、塩って何者?塩のことを調べて、自分でも塩をつくってみよう。
目次
人間も動物も塩がなくては生きられない
肉食動物はどこから塩をとる?では人間は?
からだの中に海をとりこんだ地球の動物たち
からだの中にある塩の量とはたらき
「白い黄金」を運ぶ塩の道
おいしい塩、清らかな塩。塩はとくべつなもの
世界の塩のいろいろ
日本の塩は、塩田で海水からつくっていた
海水から塩をつくるための手順と原料と道具
きれいな海水をくんできて、ろ過しよう!〔ほか〕
著者等紹介
たかなしひろき[タカナシヒロキ]
1968年静岡県三島市生まれ。1992年筑波大学第二学群比較文化学類卒業。1995年筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。1995年より、たばこと塩の博物館に学芸員として勤務、小中学生を対象に毎年開催する「夏休み塩の学習室」などを担当し、現在にいたる。専門分野は、塩全般(とくに塩の科学と製塩技術史)・生態人類学。動物やヒトの「塩利用の文化論」を模索しながら、(財)塩事業センターのWebマガジン『en』にて「塩の博物誌」を2002年より隔月連載中
さわだとしき[サワダトシキ]
1959年青森県生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。デザイン会社K2勤務を経て独立。絵本「アフリカの音」(講談社/96年日本絵本賞)など。共著に「てではなそう・きらきら」(小学館/第8回日本絵本賞読者賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
Aya Murakami
FOTD
ぬのさと@灯れ松明の火
まげりん