つくってあそぼう
塩の絵本

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784540051982
  • NDC分類 K669
  • Cコード C8777

内容説明

あつあつのごはんを塩でにぎった塩むすび、おいしいよね。おむすびの具に使われる梅干しや塩鮭、漬けものも、塩を使ってつくられた食べものだ。食べたおにぎりは、きみのからだの中の胃や小腸で消化吸収されるけれど、そこでも“からだの中の塩”が大活躍するよ!おにぎりを包むのに使われているラップやアルミホイル、包装紙をつくるときにも、塩が使われているんだ!いったい、塩って何者?塩のことを調べて、自分でも塩をつくってみよう。

目次

人間も動物も塩がなくては生きられない
肉食動物はどこから塩をとる?では人間は?
からだの中に海をとりこんだ地球の動物たち
からだの中にある塩の量とはたらき
「白い黄金」を運ぶ塩の道
おいしい塩、清らかな塩。塩はとくべつなもの
世界の塩のいろいろ
日本の塩は、塩田で海水からつくっていた
海水から塩をつくるための手順と原料と道具
きれいな海水をくんできて、ろ過しよう!〔ほか〕

著者等紹介

たかなしひろき[タカナシヒロキ]
1968年静岡県三島市生まれ。1992年筑波大学第二学群比較文化学類卒業。1995年筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。1995年より、たばこと塩の博物館に学芸員として勤務、小中学生を対象に毎年開催する「夏休み塩の学習室」などを担当し、現在にいたる。専門分野は、塩全般(とくに塩の科学と製塩技術史)・生態人類学。動物やヒトの「塩利用の文化論」を模索しながら、(財)塩事業センターのWebマガジン『en』にて「塩の博物誌」を2002年より隔月連載中

さわだとしき[サワダトシキ]
1959年青森県生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。デザイン会社K2勤務を経て独立。絵本「アフリカの音」(講談社/96年日本絵本賞)など。共著に「てではなそう・きらきら」(小学館/第8回日本絵本賞読者賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@ヴィタリにゃん

68
絵がシュール過ぎて時々怖かった。身近な塩について詳しくて分かりやすかった。沖縄に行った時、汲んだ海水を使ってホテルで塩を作ろうとして失敗したが、この本に書いてある通りやれば確実に出来る!大昔、金と同じくらい貴重だった塩でお給料が払われサラリウムと呼ばれていた。それが転じてサラリーマン!サラリーマンって塩人間なんだ(笑)天日塩は多雨な日本では出来ないとの事。2023/08/01

Aya Murakami

62
図書館本。 へええ…。地球ができたころに空気中(?)に塩素が漂っていて、地球が冷えて雨とともに海に行きナトリウムと結合して…。塩をなめるのは草食動物だけとか塩の道も初耳。このころから塩を峠越えさせるボッカがあったのですね。2024/09/14

FOTD

22
食べ物の中で塩だけが生き物ではない! 塩は特別なものだ。私たちの体の細胞は、塩水に浸かっていないと生きられない。この本には、塩の歴史、塩の働き、塩の流通、塩の作り方、などなどの情報が満載。自分で作った塩で、塩むすびを作って食べてみたい! さらに「塩の結晶工作」の作り方も紹介されている。夏休みの自由研究にも良さそう。2023/08/06

ぬのさと@灯れ松明の火

5
巻末の解説ページで、料理に塩を入れるタイミングで味が変わるという説明に、主婦歴十数年のくせに、へぇ〜となりました(^_^;)2015/11/19

まげりん

5
めっちゃいいこと考えたー!!2015/06/10

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