内容説明
川は、雨をあつめただ流れているのではありません。岩をけずり、土手をとかし、はこび、ためて、何百年も何千年も、流れているのです。幼保・小学校低学年向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
45
やまにふったあめが,かわになる。「かわはつちやすなをながすだけでなく,いろんなものをとかし,さまざまなものをはこんでゆきます。」あとがき,「水なし川があることや洪水等、水量の変化について,必要に応じて補足していただければ」2013/09/25
遠い日
10
川の成り立ちを、易しいことばで解説する。絵が、見慣れたかこさんのものよりダイナミックで新鮮。山から下方へ下方へと流れ行く川の働き、力がよく理解できる。流れることは運ぶこと。なぜ、平野を流れると川が曲がるのかも、非常にわかりやすく描かれている。この「かこさとしの自然のしくみ地球のちからえほん」シリーズ、おもしろそうなので読んでいきます。2017/04/26
ハパナ
5
川がお題の自然科学絵本です。「ちきゅうのうえのみずがながれるみちーそれがかわです」の一文が印象深い。川の水は何処から来て、どの様に水路が出来るのか。どの様に形状を変え、どの様に生態系や生活に影響を与えているのか。その一連を平易に説明してあります。世界四大と言われる文明は全て大河の流域で発生していますが、そういう話にも繋げれる様な内容だと思います。2017/10/19
のん@絵本童話専門
4
こちらの自然のかがくえほんシリーズは何冊か読んでいますが、かなり噛み砕いて幼い子にわかりやすく説明しています。川のはじまり、土を削る働き、池や沼のでき方、人の生活との関わり、そして海へ。内容はちいさなかがくのともくらい。小学生には物足りないかな、未就学児向きと思います。2024/02/27
Nene
1
川好きの1年生の息子のために借りた本。ただ、ひたすら川フィーチャー(地学的)で、人物が出てこず物語性には乏しく、うちの息子には響きませんでした。2020/07/26




