保健室登校で育つ子どもたち―その発達支援のあり方を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540042478
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

「保健室に来る」のはダメなこと?広く全国で行なわれているのに、学校関係者の中でさえ、きちんとした位置づけがされていない「保健室登校」。じつは、保健室登校の目的は教室復帰を目ざすことそれ自体ではなく、子どもたちの人間的な成長・発達に寄り添うことで自立を支援することにある。保健室登校の体験者の声、養護教諭の声とケース分析をもとに、保健室登校支援のあり方を提示する。

目次

第1章 日本の学校における保健室と保健室登校(保健室に登校する子どもたち;保健室登校の現在 ほか)
第2章 ケース・スタディ―保健室登校を支援するには(子どもを受容し、見守りながら親も支援するケース;子どもをしっかりとつかみ、発達課題を支援するケース ほか)
第3章 座談会・保健室登校とは何だろう―その子にとって、養護教諭にとって(保健室登校体験はその子に何を育てたのか―保健室登校体験者の語りから;保健室登校支援では何が大事か―養護教諭の語りから)
第4章 保健室登校支援の考え方と進め方(保健室登校支援の教育的意義;保健室登校支援のあり方)

著者等紹介

数見隆生[カズミタカオ]
宮城教育大学教授

藤田和也[フジタカズヤ]
一橋大学教授
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