内容説明
全国三五〇余地点でお年寄りに聞いた元祖ふるさとの料理、わが家の味。今こそ食べたい、つくりたい、本当の郷土料理と食事の世界がここにある。毎日の献立のヒントに/客人をふるさとの味でもてなすために/地元の素材を活かした学校給食や新しい名産品の開発に/学校での調べ学習に/日本人の食の第一次資料としても貴重。
目次
北海道・東北の朝ごはん(開拓された大自然十勝平野(清水町)
海と陸の幸が並ぶ道南松前(松前町) ほか)
関東・甲信越の朝ごはん(霞ヶ浦の幸に生きる水田地帯(桜川村)
関東ローム層の畑作地帯(茨城町) ほか)
北陸・東海・近畿の朝ごはん(美田が続く礪波散居村(福野町)
富山湾の漁場・氷見灘浦(氷見市) ほか)
中国・四国の朝ごはん(林業と和牛の里・伯耆山間(日野町)
かに漁が中心の因幡海岸(鳥取市) ほか)
九州・沖縄の朝ごはん(おだやかな内海・豊前海岸(椎田町)
大穀倉地帯・筑紫平野(筑紫野市) ほか)
著者等紹介
奥村彪生[オクムラアヤオ]
1937年和歌山県生まれ。伝承料理研究家。奈良女子大学非常勤講師、国立民族学博物館共同研究員。著書多数
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