内容説明
本書は、黒ダイズの機能性をアピールして消費の拡大を図りながら生産することを念頭に、黒ダイズ栽培の入門書として地域に適した品種選択から加工販売までをわかりやすく解説した。また、最近「丹波黒」を中心に広がりつつあるエダマメ利用や、家庭でもかんたんにできる黒ダイズ健康法についても取り上げた。
目次
第1章 黒ダイズの魅力(食味・健康効果で人気の黒ダイズ;滋味あふれる健康食品―古くから伝わる薬効と機能性;黒ダイズ栽培の魅力;消費・流通・生産の動向)
第2章 黒ダイズ栽培の実際(西日本の黒ダイズ栽培;関東・中部地方の黒ダイズ栽培;北海道・東北地方の黒ダイズ栽培)
第3章 広がる利用と加工(流通様態と販売の仕方;黒ダイズの利用と加工法)
著者等紹介
松山善之助[マツヤマゼンノスケ]
1939年、岐阜県生まれ。1961年、岐阜大学農学部総合農学科卒。元兵庫県立中央農業技術センター経営実験室長。現在、近畿農政局国産大豆需要拡大調査委員
山下道弘[ヤマシタミチヒロ]
1953年、京都府生まれ。1976年、京都大学農学部卒。その後、京都府の研究員・専門技術員などを歴任
矢ケ崎和弘[ヤガサキカズヒロ]
1958年、長野県生まれ。1982年、北海道大学農学部卒。現在、長野県中信農業試験場畑作育種部主任研究員
佐藤久泰[サトウヒサヤス]
1940年、北海道生まれ。1959年、北海道由仁高等学校(定時制)卒。元北海道農政部農業改良課総括専門技術員。現在、ホクレン農総研長沼研究農場主任研究員(非常勤)。技術士(農業部門)事務所開設
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