- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 哲学・思想
- > 日本の哲学・思想(近代)
出版社内容情報
西田哲学の今日的意義を「行為的直観」をキーに解明する。志半ばに倒れた著者の遺稿と書簡集。
内容説明
著者は、西田哲学の今日的意義を「行為的直観」という概念をキイにして解明するという壮大な仕事に立ち向かった。著者は志なかばにして倒れたが、その思索の推移を編集部あての多くの手紙で率直に開陳した。本書は著者の遺稿とともに、その書簡を収録することで、西田哲学における「行為的直観」の位相と竹内良知氏の構想を明らかにする。
目次
1 「行為的直観」の世界(西田哲学の「行為的直観」―「梯明秀著作集」に寄せて;西田幾多郎―その思索の奇跡と独創性;西田哲学における実践の概念について)
2 田辺元と三木清の哲学(田辺元―「種の論理」から「菩薩道」へ;三木清とマルクス主義;三木清における親鸞の位置)
3 絶対無の立場からのスピノザ批判(スピノザ哲学の独自性―ヘーゲルと西田幾多郎のスピノザ批判について)
4 書簡
著者等紹介
竹内良知[タケウチヨシトモ]
1919年、大分県生まれ。1941年、京都大学文学部哲学科卒業。旧制松本高校教授、名古屋大学助教授を経て関西大学教授。1991年死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 小集団活動と支援