出版社内容情報
各国各地域の文化と衝突をくり返しながら「人の値打ち」を小さくしていく地球大の喧噪に、「小農世界」の、小さいがゆえの確かな息づかいを対置した静謐な名著。経済現象に動じにくい小農の強さの秘密を解く
内容説明
各国各地域の文化と衝突をくり返しながら「人の値打ち」を小さくしていく地球大の喧噪に、「小農世界」の、小さいがゆえの確かな息づかいを対置した四半世紀前の静謐な名著。
目次
自然と生産と人間
小農の値打ち
農家生活とは
農の延長“兼業”
農産物とは何か
まがいもの時代の農耕
機械は生産しない
土は作物が作る
作りまわし、畑から田へのひろがり
農家ならではの循環
自然の環“部落”
著者等紹介
守田志郎[モリタシロウ]
1924シドニーに生まれる。1943成城学園成城高等学校卒業。1946東京大学農学部農業経済学科卒業。1946~1950農林技官。1954東京大学農学部農業経済学科大学院修了。1952~1968財団法人協同組合経営研究所研究員。1968~1972暁星商業短期大学教授。1972~名城大学商学部教授。1977.9.6歿
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。