出版社内容情報
昔から染料として大切にされてきたベニバナ。最近はサラダ油にも使われている。花を摘んで、紅もちをつくって、黄染めや紅染めに挑戦! 紅花寿司もおいしいよ。たくさんタネをとったらベニバナ油もしぼってみよう。
目次
紅へのあこがれ、紅ロード
東の最上紅花、西の阿波藍玉
これがベニバナだ!
ベニバナの黄色い色素、紅色の色素
「もがみべにばな」と「とげなしべにばな」(品種紹介)
春のたねまき時期をのがさないように(栽培ごよみ)
タネまきは早めに、サクラが咲くまでに
土を寄せて、倒れないように
収穫は、とげに気をつけて!早朝の朝露のなか
プランターで育ててみよう
まずは、黄染めからやってみよう
紅もちづくりに挑戦だ!
紅染めは、紅を集めるたんねんな作業から始まる
タネをとろう。ベニバナ油
ドライフラワーに、べに花ちらし、べに花寒天
著者等紹介
渡部俊三[ワタナベシュンゾウ]
1929年山形県生まれ。山形県立農林専門学校卒業。山形大学農学部卒業。山形大学農学部助手、助教授を経て、1976年に教授。1995年退職
小野恵二[オノケイジ]
1947年山形県生まれ。東北大学農学部を卒業。1970年に山形県職員となり、農業改良普及所を最初に、園芸試験場、農業試験場などをまわり、現在2度目の園芸試験場勤務。主にストック、桜など花きの試験研究、栽培普及に従事し、紅花では秋咲き栽培の研究を行なった
上田みゆき[ウエダミユキ]
1960年福井県生まれ。墨絵アーチスト。4歳から京都で育つ。インターナショナル美術専門学校(版画科)卒業後、ポップアートに魅せられ上京。独自の作風で脚光を浴び、84年よりフリー。広告を中心に、雑誌、パッケージ・デザイン、立体デザインなど多方面に活躍。1987年より(有)翁を主宰、着物、扇子、うちわ、ふろしき、のれん、陶器などを商品化している
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