出版社内容情報
原木から菌床まで高品質・良食味キノコ栽培の入門書。抗ガン作用で注目のヒメマツタケ(アガリクス)など近年栽培化が進んだキノコも含め、30種の特徴、機能性から条件にあわせた取入れ方、栽培方法、販売を紹介。
内容説明
本書の総論では、キノコの基礎知識、栄養と機能性、栽培環境や立地条件にあったキノコの種類と栽培方法の選択、自然環境の生かし方、基本になる栽培技術など、栽培を始めるにあたって知っておきたい共通の基礎を整理した。各論では30種類のキノコを取り上げ、個々のキノコの生理・生態、菌床空調栽培から原木自然栽培まで条件やねらいに合わせた導入と栽培方法、販売とその工夫などできるだけ実際的に解説した。
目次
キノコ栽培の基礎(キノコの種類と栽培・利用;キノコ栽培と自然条件;キノコの種類と栽培法の基本)
キノコ栽培の実際(シイタケ;ナメコ;ヒラタケ;エノキタケ;マイタケ ほか)
著者等紹介
大森清寿[オオモリセイジュ]
1929年栃木県生まれ。50年宇都宮農林専門学校卒業、栃木県職員に。食用菌類の生産技術の研究、指導に従事し、88年栃木県林業センター場長で退職。現在、全国食用きのこ種菌協会常任顧問
小出博志[コイデヒロシ]
1946年東京都生まれ。68年東京教育大学農学部卒業。69年長野県職員に。75年から食用キノコ類の栽培技術研究に従事。現在、長野県林業総合センター特産部長
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