出版社内容情報
沖縄から北海道まで飼育でき、食品残さも生かせ糞尿や臭いもが少ない新しい家畜として注目のダチョウ。生理・生態から家畜としての能力、飼育計画の立て方、飼育の実際、食肉処理、加工、販売方法など実践的に紹介。
内容説明
本書は、日本でのダチョウ飼育を産業として育てていこうと早くから取組みを始めた各人が、それぞれの失敗や成功の経験にもとづいて執筆している。たいへん実践的な本であり、ダチョウの導入や実際の飼育に役立つ。また、動物としてのダチョウに関心のある読者にも、参考になる。
目次
第1章 ダチョウ飼育の魅力と広がり
第2章 ダチョウの性質と飼育の基礎
第3章 導入と経営の考え方
第4章 ダチョウ繁殖の実際
第5章 ダチョウ肥育の実際
第6章 病期と衛生管理
第7章 生産物の利用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
1
牛に比べて、低コスパ速サイクル。気候適応が良い。餌は不足より過剰だと危険(怪我,消化不良,生殖遅延)。消化能力がすごいので糞が匂わない。孵卵中期から産熱し始めるので、すこし温度を下げる。気室が鈍端にあるとは限らず、これを上にするべきかも不明。卵は成体に相対して小さい。初期育雛が一番難しい。孵化雛は腹が大きいので開脚のリスク大。雛は直進するので部屋に角を作らない。滑る床は禁物。米豪では投機色が強かったので、生産開発が遅れた。日本にダチョウが定着するかは2001年時点で不明瞭だが、コロナ禍で多く閉園してる。2024/11/26
ryuki
0
星3。ダチョウ牧場でバイトをすることがなければ生涯読むことはなかったであろう。今まで全く触れたこともない世界のことを知るというのは、いつでも本当に刺激的なことだ。2016/02/07