農政研究センター国際部会リポート<br> 詳解 WTOと農政改革―交渉のゆくえと21世紀の農政理論

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農政研究センター国際部会リポート
詳解 WTOと農政改革―交渉のゆくえと21世紀の農政理論

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540001314
  • NDC分類 611.48
  • Cコード C3061

出版社内容情報

元EU日本代表部参事官が、交渉経過、農業協定の中身、各国の対応を詳細・臨場的に整理し日本の対応を提案。自由貿易論を超える環境・食料安保を射程に入れた国際経済論。

内容説明

本書は、UR農業交渉についての的を射たコメントを行なうのに役立つ適切な情報を提供するものと言えよう。UR農業交渉の最終段階に自ら直接携わった著者は、交渉の経過と背景をその展開の節目節目に即して詳述しているし、またそれを分析し評価を加えている。この書は、著者自身の見聞と関係文書の渉猟とによってUR農業交渉に関する事実関係を整理したという点で、文献的にも極めて高い価値をもっている。具体的かつ詳細な内容は、交渉の立ち入った意味合いについての理解を扶ける役割を果たすであろう。

目次

第1章 貿易の理論
第2章 ガット農業交渉
第3章 ウルグアイ・ラウンド交渉
第4章 WTO農業協定
第5章 改革の進む世界の農政
第6章 WTO農業交渉の展望
第7章 農政改革
補論 経済分析

著者等紹介

山下一仁[ヤマシタカズヒト]
1955年岡山県笠岡市生まれ。’77年東京大学法学部卒業、同年農林省入省。’82年ミシガン大学応用経済学修士、行政管理学修士。’93年農林水産省交渉調整官。’94年農林水産省ガット室長。’95年欧州連合日本政府代表部参事官。’98年農林水産省地域振興課長
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